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施工工程の流れ~地盤改良~

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HAKUAIの家づくり

皆様、こんにちは!
注文住宅の-HAKUAI-です。

今回は地盤改良ついてお伝えします。

地盤改良ってなに?

どんなに耐震性能の高い家を建てたとしても、それを支える地盤が弱ければ、地震の時にその上に建つ家が揺れたり歪んだり沈み込んでしまいます。そのため家を建てる前に地盤の調査を行い、必要に応じて地盤を強固にする為の地盤改良をします。

施工工程の流れ~地盤改良~1

地盤調査ってなに?

地盤改良が必要かどうか、どんな改良が必要かを見極めるために、地盤の強度(土質や地層、地盤構成)を調べる調査です。地盤調査は、阪神・淡路大震災後に建築基準法が改正され、家を建てる際に地耐力を調べることが法律で義務付けられています。

施工工程の流れ~地盤改良~2

地盤調査方法

調査方法はいくつか種類があります。
一般的に採用されている調査方法は
・スウェーデン式サウンディング調査
・ボーリング調査(標準貫入試験)
・表面波探査法
があります。

博愛ではスウェーデン式サウンディング調査方法で調査しています。

スウェーデン式サウンディング調査とは?

スウェーデン式サウンディング試験

ロッドの先端にスクリューポイントを取り付け 段階毎に最大100kgまでの荷重をかけながら地盤に貫入させ、その抵抗値を測定し土の硬軟、締まり具合を判断し評価。
静止状態による沈み込みが無ければロッドを回転させ、25cm貫入するのに半回転数(180度)で何回転したかを測定します。
回転数が多ければ固い地盤、回転数が少なければ軟弱地盤といえます。コンピューター制御でデータを自動で記録するため、信頼性の高い地盤調査を実現しています。現在最もポピュラーな地盤調査法と言えます。

地盤調査の結果、地盤改良が必要になった場合、主に3種類の方法で地盤改良していきます。

地盤改良の種類

地盤改良の種類

➊表層改良工法

深さ2mほど土を掘りながら固化材を入れて、土と強固材を混ぜ合わせることで地盤を強固にする方法です。

表層改良工法

① 基礎になる部分の地面を掘り、そこを均一する
② セメント系固化材を配合量に合わせて投入
③ 固化材と土をムラなく混合撹拌する
④ 重機で締め固めた後、ローラーで均一に固る
⑤ ②~④を繰り返す。
⑥ 完成後、建物を支える改良地盤の完成

➋柱状改良工法

➊表層改良工法で強度を出すのが難しい地盤の場合、コンクリートの柱を何本も注入して地盤を強固にします。家を建てる敷地に碁盤の目のように規則正しく柱を注入していきます。一戸建てはもちろん、自重の重いビルやマンションなどで多く用いられる工法です。

柱状改良工法

①セメントミルクを注入しながら掘削
②基礎が動かないように根固め
③土地とセメントを撹拌しながら機会を引き上げつつ、締め固めを繰り返す
④天端仕上げ

➌鋼管杭工法

➋柱状改良工法と同じ要領で、コンクリートの柱の代わりに鋼管を使用します。

鋼管杭工法

①鋼製の杭をスクリューフィンを回転させながら挿入
②杭の長さが足りない場合は溶接して足す
③支持層となる強固地盤まで挿入
④杭の周辺を掘り、設計指示の高さで切断
⑤雨水が入らないようにフタをし溶接して完了

必要に応じて地盤に最適な地盤改良をするがあります。

必要な費用は?

基本的に地盤改良工事費用は、「表層改良工法」<「柱状改良工法」<「鋼管杭工法」の順に高くなっています。軟弱地盤が浅いほうが、工事にかかる費用は少なくて済むということです。

まとめ

地盤調査・地盤改良は家を建築する前に行うとても大切な工程。まとまった費用が必要になることも少なくないのですが、適切な地盤改良・補強を行うことが長く安全に住める家づくりには必要不可欠です。



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